企業パビリオンゾーンA方面を眺望。全高88mの大観覧車からは万博会場全体を一望できる
 万博会場には最先端の技術を利用したものや環境に優しいものなど、愛・地球博のテーマに基づいた様々な乗り物がある。
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キッコロ・ゴンドラ
日本初商用リニアモーターカー「リニモ」
 日本で初めての磁気浮上システムを利用したリニアモーターカー。浮上して走行するため騒音や振動が小さい。摩耗部分が無く、車両やレールの保守費用が低減できるという。リニモは、藤が丘駅から万博八草駅までの9駅(8.9km)を約15分で結ぶ。最高時速約100kmの3両編成で乗車定員は244人(座席定員は104人)。

「グローバル・トラム」や「自転車タクシー」
 長久手会場をほぼ水平に一周できる空中回廊「グローバル・ループの全長は約2.6km、徒歩で一周すると約40分かかる。グローバル・ループ上を移動するために、「グローバル・トラム」や「自転車タクシー」が用意されている。グローバル・トラムは、バッテリーで駆動される3両1編成の電気自動車で速度は時速5km程度。自転車タクシーは、3輪タイプの自転車をタクシーとして使われている。

次世代交通システム「IMTS」
 「IMTS」(Intelligent Multi-mode Transit System)は、トヨタが開発した次世代交通システムで、長久手会場内を2〜3台の隊列を組んで走っている。道路の上をタイヤで走るため、バスに近いイメージだが、燃料として環境にやさしいCNG(圧縮天然ガス)を利用しているほか、専用道上の自動運転走行が特徴。

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